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zoom RSS 福島原発に対する私見

<<   作成日時 : 2011/03/19 15:09   >>

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震災によって亡くなられた多くの方にお悔やみ申し上げます
そして今まさに避難生活をされている方、復旧活動を行われている方、物資を送られている方、節電などに協力されている方、こういうときだからこそ無理をする必要はありませんが、一丸となって危機を乗り越えましょう

さて、わたしも震災以降サーバを止め、最低限の機器のみ動かしてるという状況です
物理的にも精神的にも平時とは程遠い
本来はゲームやそれに関する話題を主に扱っていますが、そんな気分にもなれないため、現在進行形で世界中が注目している福島原発について、得た情報を纏めておこうと思いまして
別の場所に書くことも検討したのですが、こういうことを考えてしまうのもまた自分であるということを否定したくなかったので
なお、不安を煽るものでも安心を与える目的でもなく、あくまでわたしの得た情報を纏めた私見です
また、わたしは専門家ではありませんので、勘違いや間違い、あるいは分かりづらい点もあるかと思いますが、その際はやんわりと指摘して頂けるとありがたいです

○現在の状況
原発事故というと、どうしても結び付けてしまいがちなのがチェルノブイリ原発事故
原発においては最悪の事態と考えられるものです
今回の事故も同等の事態が起こっているのではと考える方も多数いらっしゃいますが、「現在は」チェルノブイリクラスの被害が出ることは考えづらいです(現在を強調した理由は後述)
なぜそう言えるのか、そのためにはまずチェルノブイリがどういう事故だったのかを知る必要があります

チェルノブイリ原発が事故にあった際、同原発では稼動実験が行われていました
つまり実験中とはいえ稼動状態であったこと
そして不安定な稼動状態で制御棒を挿入した際に出力が跳ね上がり、約6秒で蒸気爆発を起こし、まさに稼動中の放射性物質が大量に放出されました

対して福島原発の場合は、地震の際に稼動を緊急停止しています
もしチェルノブイリと同じならば、緊急停止によって蒸気爆発を既に起こしているはずです
しかし停止することが出来、炉内の圧力も制御できていました
停止すれば放射線の量は時間を追う毎に減少していきますから、一次対応としては成功の部類かと思います

○では何が問題なのか
チェルノブイリと同じ状況は避けられました
しかし今現在を以っても収束せず、未だ必死の作業が続けられています
それは何故か
燃料棒は停止したとしても発熱し続けます
そして一定温度を超えた燃料は溶けだし、容器を壊します
ウランの溶融温度は2800度とされており、容器の温度もそれに近い値となり、それに耐えられるようには出来ていないわけです
これが炉心溶融(メルトダウン)と言われる現象です
そしてこの高温の物質が起こす二次災害を防ごうと頑張っているわけです

燃料はその高温から回りを溶かしながら落下します
そして反応を抑制する制御棒で抑えることが出来なくなり、再度反応し始めます
これが再臨界と呼ばれる現象です
またこの高温の物質と水が反応すると一気に水蒸気化します、なんせ2000度以上ですからね
そして圧力が耐えられなくなった場合は爆発、チェルノブイリに次ぐ状態となり得る訳です
また燃料が入っている被覆管はジルコニウムと言うのですが、水と反応すると水素を発生させます
それが何らかの影響で発火すれば水素爆発、炉内で起きれば当然チェルノブイリに次ぐ状態となり得ます
ですから何を置いてもまず冷やすこと、そして水蒸気や水素で爆発しない様、汚染されていると分かっていても内部の空気を逃がすこと、これが取られた手段です
これは今回原子力事象評価尺度にてレベル5に認定されましたが、同レベルのスリーマイル原発事故と同レベルと見られていることになります
個人的には1〜3号機で発生しており、測定される放射線量から放射能漏れも考えられるため、全体を見ればスリーマイルよりもさらに厳しい状況と見ています

また使用済み核燃料のプール温度も問題になっていますね
使用済みとはいえ冷やさなければ、やはり温度が上がり再度反応し始めます
ただ、使用済み燃料に関しては、震災前には問題ない温度で管理できていたと思われます
2800度の物質を冷やすのと60度位の物質を上がらないようにするのは後者の方が楽なわけです
まあ大丈夫と思っていたらそうでもなかったのが4号機と思われますが

○では今後どうなるのか
今後というのは全て予測と予想の範囲であり、絶対に発生するものでは無いことをまず念頭に置くべきでしょう
そしてTwitterで呟きましたが、可能性は想定すべきではあるが対処すべきではないというのがわたしの考えです
起きるかどうか分からないものに費用や労力を費やすのは、負担が大きくなりすぎるから
基本情報処理を受けようと思ってた方には、影響大・頻度小のリスク移転に位置します
人命等が関わるので、バッサリ斬ることも出来ないでしょうが

その上で、
まず、先に述べたように現在はチェルノブイリと同様の状態になることは防げています
しかし今後さらに悪化する可能性は十分に考えられます
残念ながら現在の状況から、峠を越えたとは思えませんので
今後さらに避難地域が拡大、場合によっては爆発する可能性は「想定」すべきだと思います

しかし、今まさに危険という状態ではありません
仮に再臨界するにも相応の時間がかかるので、危険だからすぐ逃げろとも思いません
今後の可能性と今の場所を離れることを天秤にかけることが必要であり、逃げなければいけないという「対処」が必要なレベルでは無いわけです
もちろん不安に思う人は、不安を抱えたままその場に留まるより離れることで精神的に安心できるなら、離れる選択肢は間違いでは無いと思います
災害は不安もまたひとつの出力結果ですから

後あまり触れられて無い今後の影響を一点
放射線物質は花粉と似ていて、発生源から離れれば離れる程飛散量は減っていき、影響も減っていきます
ですので高いといわれる20km強の地点でも0.1mSv/h程度、250km程離れている東京近辺では普段より高いものの影響のあるレベルではありません
しかし原発近辺はどうでしょう
ここで一つの例を挙げます

福島原発近辺でセシウム137が漏れだしたとします
セシウム137は半減期が30年と長く、非常に危険な物質です(死の灰と呼ばれているのは主にこれ)
爆発によって飛散しなくても近辺、特に海への汚染が考えられます
そしてプランクトンや海草にセシウム137が付着
⇒それらを小魚が食べる、そのため内部にセシウム137を保有
⇒その小魚を大型魚が食べる、当然内部のセシウム137を保有
⇒その大型魚が人の口に入る、当然(ry
これは食物連鎖における蓄積被害というもので、食物連鎖の上位に居るものほど濃縮された危険物質を口にするというもの
主に水銀などが例に挙げられますが、放射性物質も例外ではありません
まあわたしの考えることは誰かしら考えるってことで、厚生労働省が食品における放射性物質の基準値を定めました
ただこういう事例があるということは念頭に置くべきでしょう


結論を言えば、「今の状態ですぐに逃げる必要はないが、今後の状況を注視して速やかに動けるよう心構えが必要」というのがわたしの見解です
願わくば少しでも早く峠を越えて頂き、落ち着ける状況になって欲しいです

おまけな話
わたし個人の原発の必要性は、リスクもあるけれど必要なもの、という認識です
福島原発が止まっただけで関東の電力は不足し、大幅な節電を余儀なくされています
わたしも、サーバも360も動かせない・・・
また、他の発電に切り替える場合、費用対効果から電気代が大幅に上がることが考えられます
平時1万超えるうちは・・・
さらにシムシティみたく予算投入即完成なてこともないわけで(いや最近のシムシティも即完成しないけど)
結局、生活と原発は切っても切れない関係となっており、廃炉にするよりどう付き合っていくかが大切では無いかと思います

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